「シェアプレイス三鷹」は、中央線武蔵境駅徒歩8分・三鷹駅徒歩11分の場所にある全112室の大型シェアハウス。新宿まで16分というアクセスの良さや、バルコニー付きの13.5m²の個室、広々としたキッチンや開放的なラウンジ、15㎡超のシアタールームを備えていることから人気の物件です。
今回はそんな「シェアプレイス三鷹」で暮らす今村さん（シェアプレイスでの愛称：いまむー）に、リモートワーカーの視点からシェアプレイスの魅力について語っていただきました。
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今村さん
・入居歴：2021年7月〜（現在2年1ヵ月）
・ご職業：デザイン会社 プランナー/ディレクター
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つらいとき、シェアハウスが支えになった
―いまはどんなお仕事をされているんですか？
今村：デザイン会社で、プランナー兼ディレクターをしています。サイトやウェブCMなどの企画を考え、制作する仕事です。業務は基本的にリモートワークで、ほとんど「シェアプレイス三鷹」の自室で作業をしていますね。
ー「シェアプレイス三鷹」に入居する前も、別のシェアハウスで生活していたそうですね。
今村：そうなんです。大学生の頃、桜新町にある一部屋3畳くらいのシェアハウスに住んでみたら「めちゃくちゃいいじゃん！」と感じて。それ以降、ずっとシェアハウス暮らしを続けています。社会人になってからは、「シェアリーフ千歳烏山（リビタ運営、2022年3月運営終了）」に引っ越しました。
ーシェアハウス暮らしの良さは、どのあたりだったんでしょう？
今村：シェアハウスで生まれた関係性が、つらいときにすごく支えになったんですよね。たとえば新入社員のころ、仕事が本当にしんどい時期があったんです。僕は一応ディレクターとして入社したんですが、入社直後に会社が買収され、社内も混乱していて、なかなか自分がやりたかったことができない時期が続きました。
同年代がどんどん活躍してるのも見ていたので、なんとかしなければと焦るけど、なかなかその状況から抜け出せない。当時はかなりメンタルが落ちていました。
そんなとき、「シェアリーフ千歳烏山」に住んでいたシェアメイトたちが支えになってくれたんですよ。配達員をやっている方、ファッション関係の仕事をしている方、給食センターで働いてる方…といったように、色々な方がいて、みんなその人なりの価値観で楽しそうに生きてるんですよね。
その姿を間近で見たり、相談に乗ってもらったりするなかで、「自分も、人と比べる必要ないんだな」と思えて、ずいぶん楽になったんです。シェアハウスに住んで、人生のロールモデルが周りにたくさんいたからこそ、しんどい時期も乗り越えられたんだと思います。
リモートワーク中、ちょうどよく息抜きをはさめる
―そんな大事な居場所になっていた「シェアリーフ千歳烏山」から「シェアプレイス三鷹」に引っ越したのは、どういったきっかけで？
今村：当時すでに4年ほど住んでいて、仲の良い人たちがぽつぽつ引っ越していたのと、5.5畳ほどの部屋だったのでもう少し広い部屋に住みたいと思うようになったタイミングで、引っ越すことにしました。ただ、シェアハウスに住みたい気持ちは変わらなかったので、いろいろな物件を検討しました。そんななかで、賃料や建物のきれいさ、部屋の広さなどが決め手になって、「シェアプレイス三鷹」に入居することにしました。
―なるほど。新しい環境で住み始めることは不安もあったと思いますが、住み始めてからの印象はどうでしたか？
今村：そうですね。最初は馴染めるか不安もありましたけど、ラウンジで会った人には挨拶をすることを心がけたりしていたら、すぐに馴染みました。
ここ（シェアプレイス三鷹）は話しやすい人がたくさんいたのもよかったですね。シェアメイトとの交流も楽しいですし、自然もありながら都心や吉祥寺など繁華街へのアクセスが良い立地も気に入っています。
ーたとえば、どんな1日の過ごし方をしているんですか？
今村：仕事がある日は9時に起きて、まずベランダで日光を浴びます。そのあとシャワーを浴びて、散歩やサイクリングをしたり、ラウンジでコーヒーを飲んだりしながら目を覚まします。
9時半からは部屋で仕事。扱っている情報の関係で、みんながいる場所では作業ができないんですけど、たまにラウンジに行って雑談をしたり、屋上に行ったり、散歩をしたりしながら息抜きしてますね。
16時くらいまでずっと作業をし、遅めのお昼ご飯を食べたあと、また部屋で作業をします。19時くらいになったら近くのスーパーで食材を買ってきて料理し、ラウンジでみんなと夕飯。食べ終わったらラウンジで雑談したり、部屋で映画をみたりして、1時くらいに寝る…といった生活をしています。
夏祭りや映画上映会、プチキャンプのような企画も
ー一人暮らしでリモートワークをしていると息が詰まってしまいそうですが、うまくシェアメイトと息抜きをする時間を生活に組み込んでいるのですね。休みの日はなにをしていますか？
今村：日によりますけど、シェアプレイスでいろいろな催しがあるので、それに参加することも多いですね。
去年の夏には、夏祭りをしました。流しそうめんをやったり、小さいプールを出したり。みんなで浴衣を着て、本格的な縁日みたいな感じの雰囲気になったんですよ。「シェアハウスでここまでのイベントができるんだなぁ」と驚きました。
あとは春や秋など、屋外で過ごしやすい日には屋上にプロジェクターを設置して、映画の上映会をやることもあります。庭にテントを張ってキッチンで料理した肉を持っていき、ちょっとしたキャンプっぽいことをやるような企画もたまに開かれていますね。
ここで暮らしているだけで、非日常の出来事と出会える
ーすごく充実した日々を送っているのですね！シェアプレイスに住んで、ご自身の中で変わったことはありますか？
今村：この場所に住んでいれば、人生がどんな状況になっても何とかなるな、という安心感が得られたと思います。「帰る場所」があるというのは、それだけ人を強くするなと。
1人でいることって、 自由なようで自由じゃないと思うんですよ。新入社員時代の僕がそうだったように、しんどい状況になった時に心が折れてしまいそうになったり、新しいことにチャレンジすることをためらってしまいがちになるなと。
でも、「帰る場所」があれば、「失敗してもいいから、挑戦してみよう」と思えて、一歩踏み出すことができる。そのほうが自由なんじゃないか、という気がしています。
今村：あとは、シェアハウスに住んでいるからリモートワークに耐えられているな、と思います。リモートワークって、孤独じゃないですか。その点ここに住んでいると、仕事で切羽詰まっているときには同じようにリモートワークしているシェアメイトと、「ちょっと仕事やばいね…」と励ましあったり、時間があれば一緒に散歩したりできます。
そうやって少し息抜きして、「じゃあ、やるか！」と、お互い作業に戻っていく。そういう一息つける時間があるだけでも、仕事の生産性がまったく違ってくると思うんですよ。
ーなるほど！ 作業をしている仲間同士で支え合えるのですね。その意味ではコワーキングスペースも同じだと思いますが、なにか違いは感じますか？
今村：コワーキングスペースって、みんな働くことを目的にして集まってるじゃないですか。一方でシェアハウスだと、仕事関係なく生活を共にしているので、より自然体でいられる居場所になるのかな、と思いますね。
それに、僕は「生活の中にバグを仕込む」って言っているんですが、シェアハウスではただ生活をしているだけでも、飲みに誘われたり、屋上で映画を見る会があったり、夏祭りが開催されたりする。そういうバグのような非日常の時間って、リモートワークだとなくなりがちですよね。
特に、自分から企画したり誘ったりすることが苦手な人は、リモートワークをしていると出かけることもなくなり、毎日が単調になってしまうと思うんです。でも、シェアプレイスに住んでいると、生活しているだけで非日常の出来事と出会えるので、飽きないんですよね。
ーシェアメイトたちがいるから、リモートワーク生活も楽しめるわけですね。
今村：そう思いますし、仕事のモチベーションも上がりました。以前は僕も、「ただひたすらに成長しなければ…！」という謎の焦りがあったんです。だけど今では、ここでの生活があるからこそ、地に足つけて仕事に奮闘できる自分がいるんだなと感じています。
ー素敵なお話をありがとうございます。では、最後にシェアプレイスに住むことを検討している方に、メッセージをお願いします。
今村：これまでの話にも通じるんですけど、予定調和な毎日にモヤモヤしているような方は、住んでみるといいと思います！ ここに住んでいると、突発的に飲みに誘われたり、キャンプに誘われたりと、非日常な体験がある。思わぬ発見や楽しみが、日常に溢れてくるはずですよ。